リスク警戒強まりドル売り円買い優勢も107円台半ばからはしっかり

リスク警戒強まりドル売り円買い優勢も107円台半ばからはしっかり

米長期債利回りの低下目立つ、金高などと合わせリスク警戒が一時広がる
-+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《7/3 水曜日》
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  107.88  1.1285  121.76
高値  107.92  1.1312  121.83
安値  107.53  1.1269  121.32
終値  107.81  1.1278  121.60
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《7/3 水曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21638.16 -116.11
DOW   26966.00 +179.32
S&P    2995.82 +22.81
Nasdaq  8170.23 +61.14
FTSE   7609.32 +50.13
DAX   12616.24 +89.52
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《7/3 水曜日の商品市場》
NY原油先物AUG月限(WTI)(終値)
1バレル=57.34(+1.09 +1.94%)
ブレント先物SEP月限(ICE)(終値)
1バレル=63.82(+1.42 +2.28%)
NY金先物AUG 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1420.90(+12.90 +0.92%)
–+—+—+—+—+—+—+—+—+-
《7/3 水曜日に発表された主な経済指標》

【豪州】
貿易収支(5月)10:30
結果 57.45億豪ドル
予想 52.50億豪ドル 前回 48.20億豪ドル(48.71億豪ドルから修正)

【トルコ】
消費者物価指数(6月)16:00
結果 0.03%
予想 0.20% 前回 0.95%(前月比)
結果 15.72%
予想 16.10% 前回 18.71%(前年比)

【ユーロ圏】
ドイツ非製造業PMI・確報値(6月)16:55
結果 55.8
予想 55.6 前回 55.6

ユーロ圏非製造業PMI・確報値(6月)17:00
結果 53.6
予想 53.4 前回 53.4

【英国】
CIPS非製造業PMI(6月)17:30
結果 50.2
予想 51.0 前回 51.0

【南アフリカ】
SACCI景況感指数(6月)18:30
結果 93.3
予想 N/A 前回 93.0

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(06/22 – 06/28)20:00
結果 -0.1%
予想 N/A 前回 1.3%(前週比)

ADP雇用者数(6月)21:15
結果 10.2万人
予想 14.0万人 前回 4.1万人(2.7万人から修正)(前月比)

貿易収支(5月)21:30
結果 -555億ドル
予想 -540億ドル 前回 -512億ドル(-508億ドルから修正)

新規失業保険申請件数(06/23 – 06/29)21:30
結果 22.1万件
予想 22.3万件 前回 22.9万件(22.7万件から修正)(前週比)

ISM非製造業景気指数(6月)23:00
予想 56.0 前回 56.9

製造業新規受注(5月)23:00
予想 -0.6% 前回 -0.8%(前月比)

耐久財受注・確報値(5月)23:00
予想 -1.3% 前回 -1.3%(前月比)
予想 N/A 前回 0.3%(輸送除くコア・前月比)

【カナダ】
国際商品貿易(5月)21:30
結果 7.6億カナダドル
予想 -17.0億カナダドル 前回 -10.8億カナダドル(-9.7億カナダドルから修正)

–+—+—+—+—+—+—+–+—+-
《7/3 水曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【日本】
*安倍首相 
消費税10%以上に上げることは考えていない。

【ユーロ圏】
*ノボトニー・オーストリア中銀総裁
ラガルド氏のECB総裁指名を歓迎。

【米国】
*メスター・クリーブランド連銀総裁
成長がどの程度の鈍化を示すのか精査している。
米金融当局の見通しよりも成長鈍化が強まる可能性ある。
インフレ期待についてのより一層のデータが必要。
米金融当局は市場動向を織り込むことはしないが、多くの材料をチェックしている。
インフレが2%目標に戻るとの見方が有力。
FF金利は現在、ほぼ中立水準にある。
貿易政策に関する企業の警戒感が高まっている。
米金融当局は大統領に政策提言する立場にない。
-+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《本日予定されている主な経済指標》

【豪州】
小売売上高(5月)10:30
予想 0.2% 前回 -0.1%(前月比)

【スイス】
消費者物価指数(6月)15:30
予想 -0.1% 前回 0.3%(前月比)
予想 0.5% 前回 0.6%(前年比)

【ユーロ圏】
ユーロ圏小売売上高(5月)18:00
予想 0.4% 前回 -0.4%(前月比)
予想 1.6% 前回 1.5%(前年比)

-☆-★-☆-★-☆-★-☆-

【東京市場】朝方リスク警戒強まる

 朝方ドル売り円買い株売り債券買い(利回り低下)金買いなど、リスク警戒の動きが広がった。ドル円は107円90銭台から107円50銭台に。その後はもみ合いに終始した。米債利回りの低下がドル売りの大きない材料に。米10年債利回りは1.95%を割り込む動き。
 アジア株が軒並みの大幅安、日経平均はファーストリテイリングなど一部化の上昇に支えらえたが、それでも0.5%安。
 米欧の通商問題への懸念に加え、G20サミットを終え、リスク警戒に目が向いたといったところ。

 下げ一服後はもみ合い。午後は107円60銭近辺を中心に小動きに終始した。107円50割れをトライするには慎重な姿勢が見られたが、戻りも鈍い。

【ロンドン市場】円買い一服も戻りは鈍い

 円買いの動きは一服、ドル円107円台後半での推移が続いた。
突っ込んだ売りには慎重姿勢も、戻りも限定的。

 欧州株高などにもドル円の戻りは鈍く、107円70銭台までと
頭の重さが印象的。

 ユーロ圏非製造業PMIは比較的高数字も、確報値ということもありインパクトは一息。

【NY市場】ドル円107円80銭台まで

 ドル円の戻りが続き107円88銭近辺まで。もっとも東京朝の高値を付けきれないなど
戻りの鈍さが意識される展開に。

 ユーロドルはトランプ大統領が中国や欧州は為替操作と発言し
瞬間ユーロ買いが入り1.13台を付けたが、すぐに1.12台に戻しており
1.13台での売りが継続。

【本日の見通し】NY休場で様子見も

 独立記念日でNY市場が休場となっており、様子見ムードが広がりそう。
米債利回りの低下傾向が目立ち、米10年債は2%を割りこんで昨日の取引を終えた。
今日は米国休場となるため、ここから突っ込んだ売りを入れるには慎重な姿勢がみられるが
基調は下方向という意識。

 昨日のADPの弱さ(前月の数字が上方修正されているので見た目ほど弱いわけではないが)もあり、
ドル買いには慎重姿勢か。
明日の米雇用統計をにらむ動きも見られ、
基本は107円台後半でのレンジ取引か。

【本日の戦略】戻り売り

 基調は戻り売りもNY市場休場、明日は米雇用統計ということで
基本的には無理をせずという流れ。

 108円超えまでは売りを意識も大台超えでいったんストップで様子見も。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中