一時荒っぽい振幅見せるなど不安定

一時荒っぽい振幅見せるなど不安定

値幅的にはレンジ内、上下ともに突っ込んだ動きに慎重

米指標は強め

豪雇用統計はしっかり
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《8/15 木曜日》
ドル円  ユーロドル ユーロ円
始値  105.91  1.1139  117.98
高値  106.78  1.1158  118.98
安値  105.70  1.1092  117.63
終値  106.12  1.1107  117.87
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《8/15 木曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20405.65 -249.48
DOW   25579.39 +99.97
S&P    2847.60 +7.00
Nasdaq  7766.62 -7.32
FTSE   7067.01 -80.87
DAX   11412.67 -79.99
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《8/15 木曜日の商品市場》
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=54.47(-0.76 -1.38%)
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1531.20(+3.40 +0.22%)
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《8/15 木曜日に発表された主な経済指標》

【豪州】
失業率(7月)10:30
結果 5.2%
予想 5.2% 前回 5.2%

雇用者数(7月)10:30
結果 4.11万人
予想 1.40万人 前回 -0.23万人(0.05万人から修正)

【日本】
鉱工業生産・確報値(6月)13:30
結果 -3.3%
予想  前回 -3.6%(前月比)
結果 -3.8%
予想  前回 -4.1%(前年比)

設備稼働率(6月)13:30
結果 -2.6%
予想  前回 1.7%(前月比)

【トルコ】
失業率(5月)16:00
結果 12.8%
予想 12.7% 前回 13.0%

【英国】
小売売上高(7月)17:30
結果 0.2%
予想 -0.2% 前回 0.9%(1.0%から修正)(前月比)
結果 3.3%
予想 2.5% 前回 3.8%(前年比)

【米国】
小売売上高(7月)21:30
結果 0.7%
予想 0.3% 前回 0.3%(0.4%から修正)(前月比)
結果 1.0%
予想 0.4% 前回 0.3%(0.4%から修正)(コア・前月比)

新規失業保険申請件数(08/04 – 08/10)21:30
結果 22.0万件
予想 21.2万件 前回 21.1万件(20.9万件から修正)(前週比)

ニューヨーク連銀製造業景気指数(8月)21:30
結果 4.8
予想 2.0 前回 4.3

フィラデルフィア連銀景況指数(8月)21:30
結果 16.8
予想 9.5 前回 21.8

鉱工業生産指数(7月)22:15
結果 -0.2%
予想 0.1% 前回 0.2%(0.0%から修正)(鉱工業生産指数)
結果 77.5%
予想 77.8% 前回 77.8%(77.9%から修正)(設備稼働率)

企業在庫(6月)23:00
結果 0.0%
予想 0.1% 前回 0.3%(前月比)

対米証券投資(6月)05:00
結果 991億ドル
予想 N/A 前回 46億ドル(35億ドルから修正)
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《8/15 木曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【日本】
*麻生財務相
長短金利逆転を理由にして消費増税を延期するとかやめるとかいうつもりはない。
ボラティリティが激しいのは事実で、為替にも影響。
マーケットは安定しているに越したことはない。

【米国】
*トランプ米大統領
米国にとって中国は問題ではない、米国の問題は金融当局だ。
過去の利上げは幅もスピードも過剰。
他国との利回り差が大きく、ほかの国はFRBに感謝している。
逆イールドカーブはクレイジー。FRBが我々の妨げに。
中国は自国通貨切り下げで関税の影響を吸収。
さらにシステムに資金を供給。
先日の中国側との協議は非常に良い内容であった。

*ブラード・セントルイス連銀総裁
市場の反応の一部は若干行き過ぎの可能性。
市場の動きや指標に注意を払っている。
世界経済の減速の真っ只中にいる。
米消費者は非常に健全に見える。
市場ベースのインフレ期待は低い。
足元の指標は好調だが、FRBはフォワード・ルッキングである必要。

【豪州】
*デベル豪中副総裁
企業決定先送りが長引くほど需要は弱まる。
需要減が決定遅延を追認する形となる。
自己実現的な下降リスクに。
豪州はこれまで何十年にもわたり、ルールに基づく国際貿易システムの主要な受益者であった。
現状の脅威は長期的に明らかな重大リスク。

【中国】
*中国
習氏とトランプ氏の合意を米国が破った、新たな10%関税で。

*中国
習主席とトランプ大統領は会談、電話、文書などで連絡取り合う。

【ユーロ圏】
*独財務省文書
独政府は10月31日の無秩序な英EU離脱を想定。
無秩序な英EU離脱に対する準備はおおむね完了している。
(独ハンデルスブラッドが報道)

*レーン・アイスランド中銀総裁
9月理事会では相当程度のインパクトのある刺激策が必要。
刺激策は過小よりも過大のほうがより良い。
脆弱な経済が金融政策の必要性を正当化する。
追加緩和は利下げと相当の債券購入が含まれるべき。

【その他】
*メキシコ中銀が利下げ
・メキシコ中銀が政策金利を0.25%引き下げ8.00%に。
・利下げは5年ぶり。
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《本日予定されている主な経済指標》

【ユーロ圏】
ユーロ圏貿易収支(6月)18:00
予想 185億ユーロ 前回 202億ユーロ(季調済)
予想 N/A 前回 230億ユーロ(季調前)

【米国】
住宅着工件数(7月)21:30
予想 125.7万件 前回 125.3万件

住宅建設許可件数(7月)21:30
予想 127.0万件 前回 123.2万件(122.0万件から修正)

ミシガン大学消費者物価指数・速報値(8月)23:00
予想 97.0 前回 98.4

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【東京市場】ドル円しっかりも、106円超えでは慎重

ドル円は106円台を回復する場面が見られるなど、しっかりの展開も、106円台での買いには慎重姿勢が見られ、動きは落ち着いていた。昨日のダウ平均が800ドルを超える下げとなるなど、米株の大幅安を受けて、アジア株は売りが優勢で始まったが、米株の下げに対してアジア株の下げは限定的。日経平均も大きく下げてはいるものの、安値から買い戻しが入るなどの動きに、大きな円高にはつながらず。

米債利回りの低下が目立ち、米30年債は史上初めて2%を割り込み、さらに利回り低下が続いて1.96%台を付ける動き。10年債も1.59%台から1.54%台へ値を落とすなど、派手な動きに。逆イールドも変わらず、米景気の鈍化懸念が継続したが、ドル売りは一息。

豪雇用統計は雇用者数が予想を大きく超えて上昇。内訳も正規雇用が大きく伸びておりかなりの好結果に瞬間豪ドル買い。もっとも米中問題への警戒感がある中で豪ドル買いに慎重姿勢が見られ、すぐに戻すなど、買いが続かず。

【ロンドン市場】振幅

朝方大口のドル買い円売りが入ったことで一気に106円台後半まで
90銭近い上昇を見せる場面が見られた。
尤もすぐに上げ幅を削ると、その後も売りが続き
中国が習主席とトランプ大統領の合意を米国が破ったと報じるとドル売りがさらに強まり
上昇分を完全に打ち消して少し下を試すなど
不安定な動きに。
いったん上昇を見せた米債利回りも
その後10年債が1.51%を付けるなど軟調地合いに。

【NY市場】注目の小売売上高かなり強め

注目の米小売売上高が予想を大きく超えるかなり強めの数字に。
同時に発表されたNY連銀、フィラデルフィア連銀の両景況感指数も強く
ドル買いの動きが広がった。

米中問題について、中国側から交渉継続の姿勢が見られたことなどもドル買いに。
尤も午後に入って105円80銭近辺まで値を落とす場面が見られるなど
かなり不安定な動き。

<h2>【本日の見通し】ドル円は不安定な動き継続</h2>

ドル円は106円ばさみの展開か。
不安定な動きが続く流れで一気の上下動も。
105円割れ、107円超えには慎重も、その間での動きはかなり荒っぽい。
リスク警戒感が上値を抑えるものの、
105円前半での売りには慎重姿勢も見られるため
週末前にレンジを超えていく動きは厳しいか。
要人発言などで一気に動く流れが続く中で
指値注文などが減っている印象で
大口の売り買いに市場の反応が荒っぽくなりがちで
当面は不安定な動きに。

<h2>【本日の戦略】戻り売り</h2>

戻り売りの流れか。
106円ばさみのレンジ取引が中心も
リスクは依然下方向。
米中関係に関しては、前向きな姿勢などが出ても
具体的に前向きな進展が見られる可能性がそれほど高いものではないだけに
上値追いは限定的な動きか。
106円台前半では売りの意識。
遅くとも107円台回復ではストップという印象。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

 

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中