ドル高円安継続、ドル円は107円80銭台まで

ドル高円安継続、ドル円は107円80銭台まで

中国が米国製品の一部を追加報復関税対象から免除との報道などが支えに
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《9/11 水曜日》
ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  107.54  1.1043  118.76
高値  107.86  1.1056  119.17
安値  107.50  1.0985  118.30
終値  107.82  1.1010  118.72
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《9/11 水曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21597.76 +205.66
DOW   27137.04 +227.61
S&P    3000.93 +21.54
Nasdaq  8169.68 +85.52
FTSE   7338.03 +70.08
DAX   12359.07 +90.36
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《9/11 水曜日の商品市場》
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=55.75(-1.65 -2.87%)
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1503.20(+4.00 +0.27%)
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《9/11 水曜日に発表された主な経済指標》

【韓国】
失業率(8月)8:00
結果 3.1%
予想 4.0% 前回 4.0%

【南アフリカ】
SACCI景況感指数(8月)18:30
結果 89.1
予想 N/A 前回 92.0

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(08/31 – 09/06)20:00
結果 2.0%
予想 N/A 前回 -3.1%(前週比)

生産者物価指数(8月)21:30
結果 0.1%
予想 0.0% 前回 0.2%(前月比)
結果 0.3%
予想 0.2% 前回 -0.1%(コア・前月比)
結果 1.8%
予想 1.7% 前回 1.7%(前年比)
結果 2.3%
予想 2.2% 前回 2.1%(コア・前年比)

卸売在庫・確報値(7月)23:00
予想 0.2% 前回 0.2%)(前月比)

【ブラジル】
小売売上高(7月)21:00
結果 4.3%
予想 2.2% 前回 -0.3%(前年比)
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《9/11 水曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【日本】
*第4次安倍政権再改造内閣
総務 高市早苗
法務 河井克行
外務 茂木敏充
文部科学 萩生田光一
厚生労働 加藤勝信
農林水産 江藤拓
経済産業 菅原一秀
国土交通 赤羽一嘉
環境 小泉進次郎
防衛 河野太郎
復興 田中和徳
防災・国家公安 武田良太
一億総活躍・少子化 衛藤晟一
科学技術 竹本直一
経済財政・経済再生 西村康稔
地方再生 北村誠吾
五輪 橋本聖子
副総理・財務・金融 麻生太郎、官房・拉致問題 菅義偉は留任

【米国】
*トランプ米政権
中国などからの「フェンタニル」の出荷を取り締まるための大統領令を検討。

*トランプ米大統領
FEDは金利をゼロもしくはマイナスに引き下げるべき。
ゼロ金利は政府債務のリファイナンス・コストの助けとなるだろう。

【中国】
*環球時報胡編集長
中国は貿易戦争の影響緩和に向けた措置を開始する、措置は一部の米中企業を支援へ。

【韓国】
*韓国政府
輸出規制問題を巡り日本をWTOに提訴する方針を決定。
政治的目的で貿易が悪用されることが繰り返されないようにするため、日本の措置をWTOに提訴。

【英国】
*英カンター世論調査
2回目の国民投票あれは37%残留、34%離脱、18%棄権。
政党支持率は、保守党38%、労働党24%、自由民主党24%、ブレグジット党7%

*英政府
きょうのスコットランド裁判所の判断は遺憾、最高裁に訴える。
※スコットランド裁判所 英国の議会休会は「違法」と判断

【ユーロ圏】
*メルケル独首相
引き続き秩序立ったブレグジットのあらゆるチャンスある。

*レーン・フィンランド中銀総裁
外需の落ち込みが労働市場に影響与えている。

*独IfW
2019年ドイツ成長見通し0.4%、従来0.6%
2020年ドイツ成長見通し1.0%、従来1.6%
第3四半期成長はマイナス0.3%に。
したがって、テクニカルリセッションに陥ることに。

*独DIW
2019年ドイツ成長見通し0.5%、従来0.9%
2020年ドイツ成長見通し1.4%、従来1.7%
合意なき離脱で来年は一段とリスク高まることに。
その場合、2020年ドイツ成長見通しはさらに0.4%分減速。

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《本日予定されている主な経済指標》

【英国】
RICS住宅価格指数(8月)8:01
予想 -10% 前回 -9%

【日本】
機械受注(7月)8:50
予想 -8.0% 前回 13.9%(前月比)
予想 -3.7% 前回 12.5%(前年比)

国内企業物価(8月)8:50
予想 -0.2% 前回 0.0%(前月比)
予想 -0.8% 前回 -0.6%(前年比)

第3次産業活動指数(7月)13:30
予想 -0.3% 前回 -0.1%(前月比)

【シンガポール】
小売売上高(7月)14:00
予想 N/A 前回 -2.2%(前月比)
予想 N/A 前回 -8.9%(前年比)

【ユーロ圏】
ドイツ消費者物価指数・確報値(8月)15:00
予想 -0.2% 前回 -0.2%(前月比)
予想 1.4% 前回 1.4%(前年比)

ドイツ調和消費者物価指数・確報値(8月)15:00
予想 -0.1% 前回 -0.1%(前月比)
予想 1.0% 前回 1.0%(前年比)

ユーロ圏鉱工業生産(7月)18:00
予想 -0.1% 前回 -1.6%(前月比)
予想 -1.3% 前回 -2.6%(前年比)

ECB政策金利 20:45
予想 0.00% 現行 0.00%

【香港】
生産者物価指数(第2四半期)17:30
予想 N/A 前回 0.7%(0.8%から修正)(前年比)

鉱工業生産(第2四半期)17:30
予想 N/A 前回 1.4%(前年比)

【トルコ】
トルコ中銀政策金利 20:00
予想 17.00% 現行 19.75%

【インド】
鉱工業生産(7月)21:00
予想 2.6% 前回 2.0%(前年比)

【米国】
消費者物価指数(8月)21:30
予想 0.1% 前回 0.3%(前月比)
予想 1.8% 前回 1.8%(前年比)
予想 0.2% 前回 0.3%(食品エネルギー除くコア・前月比)
予想 2.3% 前回 2.2%(食品エネルギー除くコア・前年比)

新規失業保険申請件数(7日までの週)21:30
予想 21.5万件 前回 21.7万件

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<h3>【東京市場】ドル高円安進む、米中関係改善期待が押し上げに</h3>

ドル円は107円85銭近辺まで上昇と、ドル高円安基調が継続。日経平均が続伸するなどリスク警戒感の後退が目立つ展開がドル円を支えた。中国が米国産穀物の輸入拡大を検討との報道や、中国共産党機関紙人民日報系列の環球時報編集長が、中国は貿易戦争の影響緩和に向けた措置を開始へとツイートしたことなどがドル買い円売りにつながった。
107円台半ばからがしっかりとしており、堅調な動きが続いている。

<h3>【ロンドン市場】ドル円は高値圏もみ合い</h3>

ドル円は高値圏でのもみ合いが続く展開に。
ユーロドルはECB理事会を控え、もみ合いの中頭の重い展開。
IfW(キール)とDIWが今年の独経済成長を引き下げ
明日のECBに向けた緩和期待が強まる格好となった
直前で積極的な反応は取りにくいが
それでも1.10台半ばから1.10ちょうど近辺に。

<h3>【NY市場】中国が一部米製品を追加報復関税対象から免除</h3>

中国政府は米国製品16種に対して追加報復関税対象から免除と発表し
米中関係の改善期待が押し上げられる格好に。
ドル円は107円80銭台まで上値を伸ばす格好。

来週のFRBに向けてトランプ大統領が
FRBは政策金利をゼロかそれ以下に引き下げるべきと発言していたが
影響は限定的。

ドル高の流れでユーロドルは1.10割れまで値を落とす場面も
その後1.10台に戻すなど下値を積極的に売りに行く流れにはならず。

<h2>【本日の見通し】ECB理事会にらむ</h2>

ドル円は来週のFOMC待ちの中、基調はしっかり。

今日の注目はユーロとトルコの中銀金融政策理事会。

ECBは中銀預金金利の引き下げを織り込み済み。
現状の-0.4%を-0.5%にという見方が一般的も
それ以上下げてくる可能性も。
主要政策金利、限界ファシリティ金利は据え置き。
注目は量的緩和、ブラックアウト期間前のドラギ総裁は前向きに見えるが
加盟各国からは慎重論も。市場の見方も分かれている。

トルコ中銀は大幅利下げが濃厚。2.75%が最も見通しとしては大きいが
かなり見方が分かれている。

<h2>【本日の戦略】ユーロは結果待ち</h2>

ドル円は押し目買い、
ユーロは出てからの対応となりそう。
見方が分かれており事前の積極的な対応は少しリスクが高い。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

山岡和雅

山岡和雅

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、MINKABU PRESS 外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中