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止まらぬドル円の年初来高値更新!

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外国為替マーケット情報|2014/09/09

相場のリズムを考える

昨晩、当コラムでも月曜日のNY市場で上げ始めると、そのまま東京市場まで流れは続きやすいといった旨を書きました。

- 以下、要略 -
・ドル円が月曜日に最高値更新に迫ると果敢に攻めても良い。
・先週月曜のNY市場でジリ高となり、翌東京市場で急騰。
・買い遅れの投資家が雇用統計後、105円割れをどんどん買ってきている。
・「上昇のペースが早い」という声があるうちは、上昇余地の可能性が高い。

上昇相場でよくあることですが、勢いよく上昇する相場には、売り向かい、買い遅れの投資家が多く存在します。
書いていない投資家が多いからこそ、押し目を買う投資家が多く上昇のペースが落ちづらいことになります。

今回の上昇相場が始まった時点で、機関投資家の大口の買いが103.20円あると噂になりましたが、その買いは106円になった今でも買えていない状況のようです。
こういった買い需要がある限り、もう一段の上昇余地はあるといえそうですから、やはり上昇相場が始まった当初に多くの投資家がターゲットにしている107円がポイントとなりそうです。

101円から103円の2円レンジをブレイクして、ちょうど4円の上昇ということもチャートの形としては綺麗ですから、心理的にも利益確定のポイントとなりやすそうです。

ドル円4h

ここで、チャートをじっくり見てみると、今回の相場の上昇は約1円70銭ほど上昇していくケースが続いています。

・8/18~8/21までは102.24円から103.94円まで1円70銭の上昇。
・8/28~9/2までは103.54円から105.20円まで1円66銭の上昇。
・9/5~9/9までは104.66円から106.39円まで1円73銭の上昇。

そして、上昇する日は3日程度とこちらもほぼ同じとなっています。
つまりこれが今回の相場のリズムなのです。
そう考えると、今回の上昇もいったん終了となり、だいたい70銭程度の下押しがある、つまり105円半ば程度の押し目があるのではないでしょうか。

もしくは、相場のパターンである3段上げが終了したことにより、しばらくは横ばいとなるかもしれません。
落ちたら買いたい投資家がまだまだいることから、急落は考えづらいですが、この相場のリズムを見る限りでは、今夜の高値更新の可能性は低そうです。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」