ウクライナ懸念強まり円買い_8/6

【著者】

米株一段安、米長期金利反落

昨日の海外時間には、米長期金利が反発して円売りが強まる場面もありましたが、米長期金利が反落しNYダウが下落したことから円が買い戻されました。

欧州時間、米長期金利が上昇したことから全般的にドル買いが優勢となって、ドル円は102.70円台まで上昇し、ユーロドルは1.3380付近まで下落しました。

NY時間にはいって、発表された米・7月ISM非製造業景況指数、米・6月製造業受注がいずれも予想よりも強い結果となったことから米長期金利が一段高となってドル買いが強まり、ドル円は102.90円台まで上昇し、ユーロドルは1.3350台まで下落しました。

しかし「プーチン露大統領は報復制裁の用意を政府に対して指示した」「ポーランドのシコルスキ外相”ロシア軍はウクライナに侵攻する準備が出来ているようだ”」などの報道が相次いだことから、ウクライナ情勢に対する懸念が強まって、米長期金利が低下し、各国株価が下落する中、円買い、ユーロ売りが強まって、ドル円は102.40円台まで、ユーロ円は137.00円台まで下落しました。

東京時間にはいっても日経平均が軟調に推移していることから円が底堅く推移しています。

今日の海外時間には、独・6月製造業受注、スイス・7月消費者物価指数、英・6月鉱工業生産、加・6月貿易収支、米・6月貿易収支の発表が予定されています。

ウクライナ情勢への懸念の高まりで、米経済指標が強い結果だったにも関わらず、米長期金利は上昇せず、米株価は下落しました。今日も米長期金利と各国株価が軟調に推移すれば、一段の円買いにつながると考えられます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト