くすぶる円高懸念

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外国為替マーケット情報|2014/04/24

昨晩の概況

おはようございます。今日も気温が上がりそうですね。
東京の昼過ぎ午後1時前に安値102.25をタッチしたドル円でしたが、押し目買いするならイメージはもう少し下で見ていたため、買いは手が出ず。その後102.38、102.45と戻り売りを吸収しつつジリ高となって午後9時半の米耐久財受注の発表を迎えました。

指標は予想2.0%が2.6%、輸送用機器を除くが予想0.6%に対し2.0%と好調、新規失業保険申請件数は予想315千件が329千件と増加しましたが、市場は無視。102.65高値まで買い上がりましたが、ウクライナ軍と親ロシア派が衝突。親ロシア派の検問所を制圧、強制排除に乗り出し、親ロシア派に死者が出ており、プーチン大統領は「東部で軍を使う事は深刻な犯罪で重大な結果を招くことになる」と日本時間午後8時過ぎに警告していました。しばらくは反応がありませんでしたが、米債利回りが耐久財受注の発表後に2.732%まで上昇しドル円が高値を付けた後、NYではウクライナ情勢の不透明感から米長期債に買いが集まり利回りが低下。
プーチン大統領の緊急記者会見の噂もリスク回避に繋がりドル円は急激に値を崩す展開となりました。

明らかに102.35-30以下ではストップ的に売り込まれて安値は102.09までタッチ。しかし
141.04まで売られたユーロ円も同時に切り返して反発。ドル円は102.39レベル、ユーロ円も141.59レベルまで切り返しています。
その後はドル円は102.33でNYはクローズ。ユーロ円も141.50で引けています。まだレンジは抜けていませんが、ケリー国務長官の発言や、プーチンの強硬姿勢、更にはなかなか合意できないTPP(正直言ってTPPが為替の材料になるとは考えてこなかったのですが、そんな論調も急激に増えていて、合意すれば輸入増、株高=円安という意見が多いみたいです。正直なところ、よく判りません)などもあり、円高懸念がくすぶっているように思います。昨日と同じくドル円は売りから入ってみたいと思っています。
本日もよろしくお願い申し上げます。

<ドル円 売り>
ドル円は102.400、102.550で売りから。
ストップは102.810に置きながら、102.150、102.050で利食いするような回転を考えました。
レンジ 102.050(102.150)–(102.400)102.600 
作成時 102.322-326 9:44AM

<ユーロドル 売り>
ユーロドルは1.38350、1.38500で売りから。
ストップは1.38750に置きながら、1.37800割れ、1.37700で利食い、買い戻しを行いたい。
レンジ 1.37700(1.37800)–(1.38350)1.38500 
作成時 1.38284-291 9:51AM

<ユーロ円 売り>
ユーロ円は141.750、141.850で売りから。
ストップは142.050に置きながら、141.250、141.150で利食い・買い戻しを行うような回転をイメージします。
レンジ 141.150(141.250)–(141.750)141.900 
作成時 141.557-566 9:58AM

<ポンド 買い>
ポンド円は171.750、171.650で引き付けて買いから。
171.400割れにストップを置きながら、172.150、172.250で利食いするような回転をイメージしました。
レンジ 171.550(171.750)–(172.200)172.350 
作成時 172.116-130 10:39AM

対ドルは1.67950、1.67800で押し目買いから。
1.67600にストップを置きながら、1.68350、1.68450で利食いするような回転をイメージしました。
レンジ 1.67700(1.67900)–(1.68350)1.68500 
作成時 1.68047-060 10:12AM

<豪ドル 売り>
豪ドル円は95.100、95.200で売りから。
ストップは95.450に置きながら、94.650、94.550で買い戻しをかける回転をイメージしました。
レンジ 94.550(94.650)–(95.100)95.250 
作成時 94.854-866 10:48AM

対ドルは0.92850、0.92950で売りから。
ストップは0.93150に置きながら、0.92450、0.92350で買い戻しを図るような回転をイメージしました。
レンジ 0.92350(0.92450)–(0.92850)0.93000 
作成時 0.92636-649 10:25AM

<ニュージードル 売り>
ニュージー円は87.900、88.000で売りから。
ストップは88.250に置きながら、87.500、87.300で利食いする回転をイメージしました。
レンジ 87.300(87.500)–(87.900)88.150 
作成時 87.670-687 10:56AM

対ドルは0.85850、0.85950で売りから。ストップは0.86200に置きながら、0.85350、
0.85200で買い戻しをかけるような回転をイメージしました。
レンジ 0.85200(0.85350)–(0.85850)0.85950 
作成時 0.85598-616 10:33AM

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小林 芳彦|JFX株式会社代表取締役

相場は知的格闘技!元気に相場と戦いましょう! 小林 芳彦

慶応義塾大学商学部卒、協和銀行入行し本店資金為替部調査役へ。 クレディスイスやバンク・オブ・アメリカで要職に就き、当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。現JFX株式会社代表取締役