再び円売りへ_2014/01/15

FXマーケット情報|記載日:2014/01/15

昨日は米国時間は米12月小売売上高が市場予想を上回る好結果となったことや11月企業在庫が良好になったこと、フィラデルフィア連銀、ダラス連銀総裁からのQE早期縮小を望むコメントなどドル買いを推し進める材料が豊富な一日となり、ドル円は大きく反発し104円台を回復、ユーロドル雇用統計後の高値を超えることなく上値が徐々に重くなる推移となっています。

【本日の注目材料】
アジア、欧州時間は目立ったイベントは予定されていないことから株価を睨みながらの展開となると思われます。

米国時間にはNY連銀製造業景況指数、地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表が予定されています。

NY連銀製造業景況指数は1月の米国製造業を占う最初の経済指標となります。アンケート主体の調査ということもあり、市場予想との乖離が起きやすい経済指標ということもあり、発表前後は注意が必要です。

【本日の予定】
08:50 日12月マネーストックM3(前年比)
12:45 日30年債入札
15:00 日12月工作機械受注・速報値
17:00 独2013年GDP(年間成長率)
19:00 ユーロ圏11月貿易収支
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:00 バンク・オブ・アメリカ決算発表
22:05 メルシュECB理事講演
22:30 米1月NY連銀製造業景況指数
22:30 米12月生産者物価指数
23:00 レグリング欧州安定メカニズム(ESM)CEO、欧州議会へ出席
翌0:30 米週間原油在庫
翌2:50 エバンス米シカゴ連銀総裁(投票権なし)講演
翌3:30 ラガルドIMF専務理事講演
翌4:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック

クイックチャートチェック

ドル円日足
年初から調整が続き103円を少し割り込んだところで反発し昨日から買いが強まっている状況となっていますが年末年始の高値ラインである105.40近辺にはまだ到達していない状況です。

年初からの調整も相当進んだと思われることから、さらにひと伸びする可能性は十分あると思われますが、105.40をしっかりと超えてくることができないと上昇トレンドとは言い難く、トレンドなしの状態に近い状況と考えられます。

さらに、再度102.90近辺を割り込むような展開となると売りが売りを呼び下降トレンド転落というシナリオも有り得るということを頭の片隅に置いておいてもよいと思われます。

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ユーロドル日足
1.38前半で上値を抑えられていますが安値は切り上げている上昇三角形の状況となっています。レジスタンスである1.383近辺を上抜けると上昇力が強まる可能性があります。逆に昨年7月からのサポートラインを割り込む動きとなると下落スピード加速というシナリオも十分想定できると思われます。

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ユーロ円日足
年初から上値の重かったユーロ円も昨日から反発に転じています。しかし反発とはいっても先週のレジスタンスである143.20近辺には未だ到達していない状態で完全に跳ね返したとは言い難い状況と思われます。しっかりとこのラインを抜けてこないと安心できないといったところです。また、再度今週の安値近辺の140.50を割り込む推移となると下落加速しそうな型となっています。

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ポンドドル日足
9月から11月くらいまで続いた1.59-1.625のレンジを抜け1.625-1.66近辺でのレンジの推移となり真ん中近辺での推移となっています。大きい流れでは上昇トレンドの中にいると思われますが、短期的には方向感を失っている状況と思われます。

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OANDA Japan   オアンダ ジャパン<本記事ご協力>
OANDA Japan株式会社
チーフストラテジスト 佐藤甲様
佐藤甲|OANDAJapan チーフストラテジスト

佐藤 甲

OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。 NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト